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2016/12/12

2016

少し早いけど、急に発症した頭が音楽モード状態の内に書いちゃいます。
FF15とポケモンを進めながら未開封のトリコが待機状態なのに、
いきなり音楽モードになってゲームが進んでません。

2814 - Rain Temple


t e l e p a t h - A


今年はdream catalogのワン、ツー・フィニッシュという事で、ここはひとつ。
もともとVaporwave界隈の本流を突っ走ってきた、dream catalogの看板アーティストが
最近なぜかクッソコンセプチュアルな異世界空間系アンビエント・ドローンを
やり始めていて、SecedeのTryshaslaやFSOLのLifeformsを心酔するほど好きな私にとって、
こういうのドストライクです。

とはいえこれがアンビエント・ドローンかといわれると微妙でして、Vaporwaveを
実態のよくわからないような音楽として解釈するのであれば、Vaporwaveとも言える。

そもそも、アンビエント・ドローンってなジャンルやスタイルも
実態のよくわからない音楽なので、そういう意味でいうと
Vaporwaveとアンビエント・ドローンはとても近しい存在なのかもしれない。
と、いう事でdream catalogの看板アーティストが最近こういったスタイルになったのは
必然なのかもしれない…けどよくわからん(錯乱)
ひとつだけ言えるのは、頭おかしい(誉め言葉)

t e l e p a t hのAなんて、3曲目まで聴いて、全曲この美しい感じで終わるのかな、
と思いきや、4曲目のLover's Gazeで度肝抜かれる。
爽やか!爽やかだよ!頭おかしいよ!
結局、このAという作品は愛といった、これまた実態のよくわからないものをテーマにしているのかな(即購入)

こうやって、アンビエントとかドローンとか、Vaporwaveとか、
そもそも音楽をジャンルやスタイルで括りつけて語るなんてナンセンスなんだけど、
語る上でジャンルやスタイルって、そこそこ重要といったジレンマが…
ま、好きなもの聴こうぜ!(結論)


Niklas Paschburg - Tuur mang Welten


一昨日くらいに初めて知ったドイツのレーベルUnperceived Recordsより。詳細は下記記事参照。
http://abstractfeelings.blog86.fc2.com/blog-entry-316.html

とりあえず以下を見聴きしてほしい。よくあるピアノもののモダンクラシカルだと思いきや、である。


上の動画を見た後、瞬時に限定50のSpecial Editionを注文することになったのは言うまでもない。


Negative Gemini - Body Work


Grimesがあそこまでの存在になったのは絶妙なポップさと奇妙さとのバランス感覚だと思っているのだけれど、
Negative Geminiはビート主軸でGrimesをよりニッチにしたようなポップさを持ち合わせているな、といった印象を受けました。
Grimesほど有名になるかといえば違うかもしれないけど、天才である。
でも、今の時代だとワンチャンあるか?ないのか!?行く末を見守ります。来日したら行きます。You Never Knewは必聴。


Casket Girls - The Night Machines


Beyond a Shadow何回聴いたかわかんねぇ!

Purl - Evighet


Sagan愛してるぜ!

bvdub関連








彼はレジェンド。彼の生活環境の変化か、精神状態の変化なのか、今年はボーカル無しの曲のリリースが目立つ。

School Of Seven Bells ‎– SVIIB


Open Your Eyes何回聴いたかわかんねぇ!
2015/12/28

2015

Purl ‎– Stillpoint


良質な音楽は数多いけれど、「心を突き刺す」ような音楽はほんの一握りだと思います。
Ludvig Cimbreliusの作る音楽は私にとってその一握り。
音に魂がこもっているし、熱量が凄い。生命力すら感じます。

このような音楽があるから、音楽は私の人生の中でいつでも中心にあり、
無くてはならない「背骨」のような存在であり続けます。


Bvdub ‎– A Step In The Dark


5月にWWWにて素晴らしい音質でこのアルバムの曲を聴けたことが幸せであった。
bvdubとも多くの時間お話し(私の稚拙な英語で)できた事は最高の思い出。


Bvdub ‎– Safety In A Number


言うまでもなく、bvdubは私の中でレジェンドなのです。
(一時期bvdubについてのブログなんじゃないかぐらいになってたし)
これほど美しくで独創的な音楽創造する人、他に知りません。
bandcampを始めたりFacebookを公式アカウントにしたり、新たなフェーズに進んだbvdubから目が離せません。


Brawther ‎– Endless

作品集的な位置付けですが、全ての楽曲のクオリティが高すぎる。
「Don't Go」ばかり聴きながら出勤していた時期があった。

こういったビートの音楽は歩きのステップのタイミングとビートが丁度良い感じにマッチして心なしか浮き足立つ。
(職場の人には「なんか歩き方変」とか「ヒョコヒョコ歩いている」と形容される)
とりあえず歩き方変とか言われるのは音楽のせいにしておく。


Helios ‎– Yume


何度でも、声を大にして言いたいのが2曲目「It Was Warmer Then」のピアノ部分。持っていかれました。
ここのピアノ部分は初めて聴いたときには予想外の展開で思わず笑みが。
繊細で危うさすら感じるピアノは、ただただ美しい。
2015/01/21

2014

2015年ですね!っという事で2014年の振り返りを(遅い)

Bvdub ‎– I'll Only Break Your Heart


2013年のbvdubの作品で最も印象深かった作品がDarlaからリリースされたA Careful Ecstasyで、
2014年は同じくDarlaからのI'll Only Break Your Heart。2012年はSerenityでしたね!

bvdubがDarlaからリリースしたSerenity、A Careful Ecstasy、I'll Only Break Your Heartは
3部作的な側面を持つのではないかと勝手に思っています。
SerenityでLoveって、A Careful EcstasyでBroken Loveって、
I'll Only Break Your Heartでは結果傷付け合っただけだね、と呪っちゃうような。
そんな愛の一連の流れを表現しているような気がしたりしなかったり。

I'll Only Break Your Heartはヤマアラシのジレンマ的な感情と真実の愛と愛憎とが
複雑に入り乱れた終わりの物語。そんな作品なのではないのかな・・・(たぶん)

2014年のbvdubはI'll Only Break Your Heart以外にも、Brock Van Wey名義でやっとリリースされたHome、
n5mdからのA History Of Distanceに加え、自身のレーベル(Quietus復活!)から"Tanto"をリリース。

やはり2014年も凄いペース。
中でもTantoは彼の飼い猫が亡くなって、その時に溢れてきた色んな感情の赴くまま、
わずか数日で創り上げてしまったとの事。

bvdubの作品は彼の人生と夢が複雑に絡み合っているようなものが多いのだけれど、
Tantoは非常にピュアでダイレクト。(曲名からもわかるくらいに)だからこそ胸を打つものがある。


2015年にはAYからA Step In The Darkのリリースも予定されており、
A Step In The Darkのリリースを正座して待っているのが2015年の私です。

The Casket Girls ‎– True Love Kills The Fairy Tale


グラサンかけた金髪美人姉妹2人がけだるそうに歌っているのが最高。私のアイドル的存在。


Arms and Sleepers - Swim Team


アルバムとしてというよりHurry Slowlyばっかり聴いてます。
上のトレーラー好きすぎてご飯3杯いける。最初に出てくる女性の方イケメン過ぎでは。

Tallesen ‎– Stills Lit Through

水晶の周りをぐるぐる回って目が回っているような音と思いました。

Kyoka ‎– Is (Is Superpowered)


SELA. - Anniversary


SELA.、bandcampで2015年のリリースが続々登場していて、楽しみ!
http://selaone.bandcamp.com/
2014/01/02

2013

Bvdub - A Careful Ecstasy


off-toneの彼のライブの前に少し話をさせていただく機会がありました。
彼は、会場に来るまでの山道で乗り物酔いしてしまったらしく、あまり顔色は良くありませんでした。
けれども、私の稚拙な英語を一生懸命汲み取ろうとしてくれて、
一つ一つの質問にとても丁寧に答えてくれました。

彼に、このアルバムのテーマは・・・「愛」なのか、と質問した所
「それも一部ではあるね。まぁ・・・broken loveかな。HAHAHA!」と陽気に話してくれたのが印象深い。
何より、今年彼のパフォーマンスを日本で3回も見聴き出来た事が本当に嬉しい。

日本での体験をもとに制作した「Born In Tokyo」や、
SecoでのLiveで披露してくれたEarth House Hold名義の「See Through You」等、
彼のリリース、Liveパフォーマンスは、いずれも今年のベストです。





Kiln ‎– meadow:watt


まさかKilnの新譜が聴けるなんて思っていなかったから、このリリースを知った時には心底驚きました。
6年経ってもKilnサウンドは健在。

Message To Bears - Maps

folkでambientな音楽たちの中でも抜きん出て良いのがMessage To Bears。
何が良いのかちょっと考えてみましたが、やっぱりずば抜けてメロディセンスが良いのが大きいと思う。

Glossata - Pearls & Smoke

独特の弱ゴス世界観に引き込まれる。夜の音楽。

Blood Diamonds - Osaka EP


Field Harmonics - Walls


*AR ‎– Succession


Alveol - No Point In Holding On


Olafur Arnalds - For Now I Am Winter


Diamat ‎– Being Is The Sum Of Appearing


Tim Hecker ‎- Virgins
2013/01/12

2012

既に2013年ですが、2012年のまとめ。

"Bvdub" Releases
bvdub2.jpg

"1983"で泣きそうになり・・・


"Today He Felt Life"で本当に泣いた・・・


Petrels ‎– All Things In Common


Purl & Deflektion ‎– Growing


Arc of Doves - Never Let Me Go


Kettel & Secede ‎– When Can


Holy Other - Held


Desolate - Celestial Light Beings


Memotone ‎– I Sleep. At Waking


From The Mouth Of The Sun ‎– Woven Tide


Yagya ‎– The Inescapable Decay Of My Heart


Ishq ‎– Flowering Mountain Earth


Richard Skelton ‎– Verse Of Birds


Panabrite ‎– Blue Grotto


Christoph Berg ‎– Paraphrases


Matryoshka - Laideronnette


Message To Bears - Folding Leaves


Orcas – Orcas


Paco Sala ‎– Ro-Me-Ro